2014年5月13日 星期二

日本NHK 特集(附中文字幕):見證太陽花革命,一小時紀錄片




NHK 特集附中文字幕
https://www.youtube.com/watch?v=U1agYWMah4E
革命尚未成功

快報 快報 快報
見證太陽花綻放,日本NHK撥放一小時紀錄片,張慶忠30秒違法通過服貿也被記錄!日本NHK並播放訪談學運領袖林飛帆接受訪問片段
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2014/04/0410.html
日本NHK網站上也詳細介紹台灣太陽花綻放專輯節目,歡迎有小耳朵或第四台的民眾收看





特集



2014年4月10日(木)

台湾議会占拠解除へ 学生たちは

台湾の議会を学生たちが占拠してから3週間。学生たちは10日に議会を退去すると表明、混乱はひとまず収 束する見通しとなった。学生たちが求めていたのは、馬英九政権が進める中国との経済協定の撤回だ。相互にサービス分野の市場開放を進めるもので、政権側は メリットを強調するが、学生側は中国資本の流入により台湾企業が圧迫される不安や、経済交流をきっかけに政治的にも飲み込まれてしまう懸念を主張する。経 済協定をめぐる対立の構図を明らかにするとともに、中台関係の行方を探る。
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特集の内容をテキストと画像でチェックできます
有馬
「3週間以上続いた混乱がようやく収拾に向かい始めました。」

黒木
「台湾で、中国との間で結ばれた経済協定の撤回を求めて、議会を占拠してきた学生たちが先ほど、議会を退去しました。」

台湾の議会 学生たちが退去




日本時間、今夜7時すぎ。
先月(3月)18日から議会を占拠していた学生たちが23日ぶりに議会を離れ始めました。
学生たちは外に集まっていた大勢の市民の出迎えを受けました。
去年(2013年)6月に中国と結ばれたサービス分野の自由化協定の撤回を求め、議会を占拠していた学生に対し、今月(4月)6日、議長にあたる立法院長 が中国との協定に対する議会などの事前審査の制度を成立させるまでは今回の協定の承認手続きは進めないと、学生たちに歩み寄る姿勢を見せていました。
これを受けて、学生たちは「進展があった」として議会から退去することになりました。
退去に先立って行われた記者会見で、学生の代表は協定の事前審査制度について馬英九(ば・えいきゅう)政権が示した法案よりも厳しい内容にすることを求めていく姿勢を示しました。


学生リーダー
「議場からの退去は運動の終了を意味するものではない。」





有馬
「台北で取材にあたっている巻田支局長に聞きます。
巻田さん、今、そちらどんな様子なんでしょうか?」


巻田支局長
「今日(10日)は、学生たちを出迎えようと議会の周辺に運動を支持する大勢の人たちが詰めかけ、学生たちが姿を見せると大きな拍手や歓声が上がっていました。
現場では先ほどまで、議会から出てきた学生たちも交えて集会が行われまして、参加者の数は2万人を超えました。
馬英九政権に対する不満が高まっていることを改めて感じます。」
有馬
「巻田支局長には後ほど聞きます。」
黒木
「そもそも、問題の発端となったのは、去年6月に締結された『サービス分野の自由化協定』です。
サービス業の分野で中国と台湾が相互に市場開放を進めるもので、金融や医療、電子商取引をはじめ、飲食や美容といった幅広い分野が対象となります。


協定では、中国側が80項目、そして台湾側が64項目で参入に伴う規制を緩和することになっています。
馬英九政権は、台湾企業が中国の巨大市場に進出しやすくなり、中国から投資も呼び込めるという利点があり、『台湾の競争力を高める』としています。
一方で協定に反対する人たちは、台湾を支える地場のサービス業が中国企業との競争にさらされ、圧迫されるとしています。
さらに、中国から人材も流入することで、雇用も奪われるという懸念も出ているんです。
こうした反対の声から、協定は締結から9か月経った今も発効のめどが立っていません。」
有馬
「学生たちの間では、こうした経済面での接近が進むことで、『中国に飲み込まれてしまう』という不安が根強くあります。
台湾社会に広がる懸念を取材しました。」


「協定を撤回しろ!
民主主義を守れ!」

議場を埋め尽くす学生たち。
経済協定は、十分な説明なしに密室で決まったものだと反発してきました。



学生リーダー 林飛帆さん
「議員は私たちの代表ではなく党や馬英九総統の意思を代表するようになっている。
私たちは民主主義を守るためにこうした行動に出た。」





賛同する学生が次々に集まり、議場の外でも毎日、数千人が座り込みを続けました。
テントの中で試験勉強に励む学生もいました。


学生
「中国は経済を武器に統一工作を仕掛けてくる。
経済的な依存が高まれば、多くの人が自分の身を縛られることになる。」




市民からは、支援の物資や寄付金が寄せられました。
大学4年生の李恩慈(り・おんじ)さん。
就職活動を控え、将来への不安から協定に反対しています。


李恩慈さん
「経済協定で最も影響を受けるのは私たち若者の世代です。
いま声を上げなければ間に合わなくなります。」



李恩慈さん
「みんなで議論しよう!」

若者の失業率が12%にのぼる台湾。
若者の間では、中国企業の進出で雇用の機会が奪われるのではないかという不安が高まっているのです。
李恩慈さん
「将来にとても不安があります。
自分たちがいくら努力しても中国に経済をコントロールされるのなら、希望は絶望に変わる。」

反発の声は企業からも上がっています。
台北に本社がある観光バス会社です。
協定が発効され、中国の企業が進出してくれば、厳しい価格競争にさらされると見ています。
この会社では、日本円で年間5,000万円ほど売り上げが落ち込む恐れがあるといいます。


バス会社社長 徐浩源さん
「台湾企業は下請けにすぎず、サービス料金は彼らが決め、一番価格の安い業者に仕事が回り、競争はより激化する。」




これに対し、馬英九政権は協定のメリットを強調してきました。


馬英九総統
「この経済協定は台湾にとってかかせない。」





協定への反発は多くの誤解に基づいていると考える馬英九政権。
経済閣僚などが各地の大学を回り、直接、理解を求めるPR活動を始めました。
この日の座談会には、1,000人を超える学生が参加。
貿易自由化で先行する韓国などに対抗するため中国との経済連携が欠かせないと強調します。


行政院 経済部長
「サービス業への投資は、消費者にさらに多くの選択を与えるはずです。
労働市場を開放すれば就職の機会もさらに増えるでしょう。」




しかし、参加した学生からは厳しい意見が相次ぎました。


学生
「中国資本に市場を開放したら約9,000の就業機会が増えると言いますが、損失についてはどうなのでしょうか。」



学生
「政権側は協定の利点を伝えるだけで、打撃を受ける産業や、就職の機会がどれだけ奪われるのか、市場への影響については取り上げない。
どれだけ真剣に考えているのか疑問に思う。」




3週間以上に及んだ議会占拠で示された学生側の不信感を政権側はまだ払拭できずにいます。

根深い不信感 政権側の対応は

有馬
「再び巻田支局長に聞きます。
今回の学生運動はこれまでに例のない広がりを見せましたね。
日本の私たちもびっくりしました。
政権側は今後、どうするんでしょうか。」
巻田支局長
「人々の中国に対する警戒感、そして中国との関係ばかりを重視して、協定を強引に発効させようとしているとして、政権に対する不信感は根深いものがあります。
協定自体は台湾にもメリットがあり、経済界もおおむね支持しています。
協定を発効できなければ、中国との経済連携が傷つくだけでなく、台湾が加入を目指すTPPやRCEPといった貿易自由化への道すじにも影響が及ぶ可能性があります。
しかし一般の市民は協定のメリットを実感しておらず、地元テレビ局の世論調査では、30%の人が協定を支持すると答えたのに対し、43%の人が協定を支持しないと答えています。
支持率が10%台前半に低迷している馬英九政権としては、様々な手をつくして、住民の不信感を和らげたいところですが、有効な手立てを見いだせていないのが実情です。」

中国と台湾 今後の影響は

黒木
「中台関係への今後の影響はどうなるんでしょうか?」
巻田支局長
「経済面、政治面ともに影響は避けられないと思います。
経済面では、サービス貿易協定の発効がいっそう遅れる可能性が高く、中台の経済連携のスピードが鈍るとみられています。
また、政治面では、中台関係強化に向けた新たな動きが今後、停滞する可能性があります。
中台間では、今年(2014年)2月に、台湾の中国政策担当の閣僚が、1949年の中台の分断以来、初めて中国を訪問し、公式の閣僚級会談が開かれたばかりでした。
中国の閣僚級の高官が、今年前半に台湾を訪れることになっていますが、この調整にも遅れが出るという見方が出ています。
さらに馬英九総統は、今年秋に北京で開かれるAPECに出席し、国際的な舞台で習近平国家主席と会談したいという意向を示しているんですが、そうした機運もそがれると思います。
今回、台湾の人たちの中国に対する警戒感が浮き彫りになったことは、中国との関係改善と経済連携を最大の実績としてきた馬英九政権にとって大きな圧力となります。
馬英九政権は任期が残り2年となる中、中国との関係強化に大きな誤算が生じています。」

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